観戦記

投稿者

Kia Kaha

2013年11月03日 12:00KO 秩父宮ラグビー場 レフリー 河野哲彦
明治大学 VS 慶應義塾大学 天気 くもりのち晴れ/無風
グラウンド状態 良い
前半 後半 得点 前半 後半 観客 まあまあ
2 0 T 1 2 投稿者が選んだマンオブザマッチ
1 0 G 1 2 チーム名
1 1 PG 0 1
0 0 DG 0 0 選手名
15 3 7 17
18 合計 24

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「進化した慶大 昨年王者に勝利!」

【提供】
 早稲田スポーツ新聞会
 http://bit.ly/1cAYgGt

暦はついに11月に入り、関東大学対抗戦(対抗戦)も佳境を迎えようとしている。ここまで3勝1敗の慶大は昨年王者の明大と対戦。対抗戦優勝のためには負けられない試合に、ケガ人も復帰し現状のベストメンバーで挑んだ慶大だったが、序盤は相手のFW陣に圧倒されリードを許してしまう。

しかし後半開始早々にトライを決めるとペースは慶大に傾く。そのまま一気に逆転し、明大の攻撃をしのぎ切った慶大は大事な一戦で貴重な勝ち星を挙げた。

きょうの試合では、これまで戦線離脱していたSO宮川尚之主将、WTB児玉健太郎、プロップ三谷俊介がスタメン復帰した。

前半は明大キックオフでスタート。開始早々、自陣での相手ボールスクラムから展開されると右サイドの空いたスペースを抜かれ、先制点を許してしまう。その後も自陣ゴール正面でPGを献上してしまうなど要所要所でペナルティーを犯し、相手にゲームの主導権を握られる。

慶大も反撃を試みるが接点で相手に競り負け、逆に慶大のお株を奪うような精度の高いキックで押し戻されてしまう。

だが前半終了間際、慶大が意地を見せた。ハーフライン付近でラインアウトからモールを作ると一気にゲイン。39分に児玉がハイパントキックしたボールをFB下川桂嗣が見事キャッチし、テンポの良いパスでつなぐ。最後はWTB服部祐一郎が左隅にトライし、7―15で前半を折り返した。
後半開始3分にチャンスはやってきた。児玉のキックでエリアを取るとラインアウトから隙を突いたCTB石橋拓也が中央突破しインゴールに飛び込んだ。その後も立て続けに追加点を奪い、流れは慶大へと傾いていく。

前半は明大にディフェンスの穴を突かれタテに抜かれるシーンが多くみられたが、後半はしっかり修正して相手に食らいつく。攻撃でも普段から練習していたというキックを有効に活用するシーンが目立った。

しかし21分、相手のPGを許し6点差まで迫られると以降は守りの時間に。明大の波状攻撃にあうが、低いタックルで粘りのディフェンスを見せる。ラストワンプレー、相手にとって絶好の位置でのラインアウトとなるが見事スチールし、試合はノーサイド。最後まで気を抜かなかった慶大に軍配が上がった。

 『一戦必勝』。今回の戦いは和田康二監督のこの言葉に集約される。実力では拮抗(きっこう)していた両チームの明暗を分けたのは気持ちだったと宮川主将も語る。

1万人を超える観衆を集めた今回の一戦で昨年王者を撃破したことにより、進化した慶大の力を広く知らしめることとなった。今後の試合結果によってはまだ優勝の可能性も残されている。この後残る2試合はいずれも強敵相手ではあるが、きょうのような粘り強いプレーに期待したい。

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